以前に、ドメインを取得したら3日でブラックリストに載ってしまった件についてお話ししました。

急にブログが見れなくなったと思ったら、ドメインを取得したところのカスタマーサポートから連絡が来て、スパムの疑いをかけられてしまいました…。
急にブログが見れなくなってしまったという人は、もしかしたらブラックリストに載ってしまっていて、ドメインの一時利用停止処分をされているかもしれません。
今回は、ドメインがブラックリストに載ってしまったのかどうかの確認方法と、ブラックリストからの解除手順を解説していきます。

目次
現在ブログ、もしくはホームページはこのような感じになっていると思います。


私の場合はてなブログを使っていますので、ドメイン設定のチェックを行ってみたところ「ドメインの設定状況:エラー レコードが見つかりませんでした」となっていました。
もしドメインを取得したばかりでレコード設定を行っていない人は、DNSレコード設定の確認をしてみてください。
こちらの記事からはてなブログのDNSレコード設定について解説していますので参考にしてみてください。
DNSレコードに異常がない場合は、ブラックリストに載ってしまっている可能性がありますので確認をしましょう。
TOOLBOXからブラックリストチェックをします。

英語のサイトになりますが、翻訳をすると分かりやすいのでページを翻訳してみてください。
自身のドメインを記入し、Blacklist Checkをクリックします。

ブラックリストに載ってしまっている場合LISTEDと表記されます。
このLISTEDされてしまっている項目のサイトへ行き、ブラックリストから解除してもらう必要があります。
私がリストされてしまっていたのは『SPAMHAUS』『Spam Eating Monkey』のSEM-FRESHという項目です。
この2つの解除手順の解説をします。

SPAMHAUSのHPへアクセスし、赤枠で囲ってある部分の「Blocklist Removal」(ブロックリストの削除)の項目にある「▶Blocklist Removal Center」をクリックします。

2つ記入する欄がありますが、上はIPアドレスのチェック、下はドメインのチェックです。
下のドメインをチェックする項目に、チェックしたいドメインを記入し「Lookup」をクリックします。

ブラックリストに載っている場合、赤文字で「(自分のドメイン)is listed in the DBL」と表記されます。
そこに表記されている自分のドメインをクリックします。

解除フォームへ誘導されるので「DBL removal fom」をクリックします。

- ドメインを入力
- メールアドレスを入力
- チェックを入れる
- Removeをクリック
自動取消が可能な場合ここでブラックリストから削除されますが、手動で取消をしてもらわなければならない場合があります。
その場合こちらの画面が開きますので参照してください。

- 名前
- メールアドレス
- ブラックリストに載るような理由がないと明記する
3の項目に、ブラックリストに載るような行為をしていないとのことを表記しなければなりません。
しかし、特に難しい文章を書く必要はないです。
私の場合「このドメインはブログで使っているのでスパム行為をしていません」程度の文章を、英語に翻訳して削除リクエストを送りました。

ここからの連絡はメールになります。
フォームからリクエストを送ると、記入したメールアドレスにメールが来るのでチェックします。
メールアドレスの確認が必要なので、届いたメールにあるリンクをクリックして自分のメールアドレスであることを認証します。
その後、SPAMHAUSから解除報告のメールが届きますので、SPAMHAUSからメールがくるのを待ちます。
SEM-FRESHは、Spam Eating Monkeyからチェックをすることができます。
が、SEM-FRESHという項目がリストに上がっている場合は基本的には何もしなくても大丈夫です。

私も解除手順がよくわからなくてほんとに困ったんですが、SEM-FRESHは5日後に自動的にブラックリストから解除されます。
SEM-FRESH30は、30日後まで待たなければいけないのですが、ブラックリストに載ったのがはじめてであるなら5日間と思って大丈夫です。
解除後TOOLBOXで確認してみましょう。

OKになっていれば、ドメインは有効になっているはずですよ!
私がリストに上がっていたのが『SPAMHAUS』『SEM-FRESH』だったのでこの2つの解除手順について解説しました。

SEM-FRESHは特にすること必要なかったんですけどね
突然ブラックリストの載ったなんてことになったらとても焦りますし、不安になりますが大丈夫です。
慌てずに、まずはTOOLBOXで確認してみましょう。
英語のサイトだったりと敬遠してしまうかもしれませんが、意外と簡単に解除してもらえるので1つずつ対応していきましょう。
もし解決しない場合は、ドメインを購入した会社に問い合わせをしてみましょう。
エックスドメイン ではカスタマーサポートから連絡が来ると思いますので、そこから問い合わせしてみてください。
もし格安ドメインを使っているのであれば、こちらの記事もチェックしてみてください。