当ブログで「.monster」のドメインを使用していた時に陥ったドメイン取得の罠についてお話したいと思います。
.monsterのドメインを取得して3日ほど経ったときに、突然アクセスができなくなりました。
そのうちに、ドメインを購入したXserverのカスタマーサポートから「不正利用対策ポリシーに違反する恐れがある」とのメールが届きました。

えっ、まだ取得してから3日しかたってないのに!?
と思いつつも、調べてみるとブラックリストに載ってしまっていました…。
ドメイン取得後すぐにブラックリストに載ってしまったという情報がなかったので、私と同じ状況になってしまった人に共有できればと思います。
私が独自で調べた結果を参考に、対処してもらえればと思います。
目次
「.monster」とは2019年にできた新しいドメインです。
この記事を書いている時点で2020年の4月なので、まだ相当新しいドメインと言えます。
「.monster」はエックスドメイン 、お名前.com
などで取得することができます。


最初に.monsterのドメインを取得し、不正利用違反のメールが来た時はかなり驚きました。

私の知らないところでドメインを勝手に使われているんじゃ…
と思って、また新しくドメインを取ることにしたんですよね…(初心者)
実際に3日しか使っていなかったですし、ブログを運営するために使っていたので、何か悪さをするようなことに身に覚えがありませんでした。
そして再度新しく.monsterのドメインを取得したところ、また3日で不正利用違反のメールが届きドメイン使用の一時停止処分をされてしまいました。
また新しくドメインを作り直そうかと思ったのですが、また同じ結果になっても困るので(お金もかかりますし)ブラックリストを解除する手続きをし始めました。
SPAMHAUSのブラックリストに載っていたので削除申請を送ると、その返信メールにブラックリストに入ってしまった理由が記載されていました。
「エックスドメインまたは.monsterの評判が悪く、ドメインを使用するうえでまったく役に立たない可能性がある」
そのうえ
「ブラックリストからは削除しますが、この状態が維持できることは保証できません
とのことでした。
かなり不安が残るメールですが、一応PSAMHAUSではブラックリストを解除してもらうことができました。
また私の場合「SPAMHAUS」と「Spam Eating Monkey」のリストから削除してもらわなければなりませんでした。
その後ドメイン会社に連絡をし使用一時停止を解除してもらい、その後エックスサーバーのカスタマーサポートにドメインを凍結されないように連絡をする必要がありました。

よくわからないというのもあって、しかもこの手間の多さが1回目に取得したドメインを諦めた理由の一つでした…。
ブラックリストの解除方法についてはこちらで解説していますので参考にしてみてください。
考えられる点として、まだドメインが新しいからだと言えます。
ドメイン名が新しい場合だと、まだ信頼性が低く、また格安であることも原因に挙げられます。
ドメインが安いと、それに付け込んで大量購入してフィッシングサイトなどに使われてしまう可能性が高いようです。
そのため、SPAMHAUSから連絡があったように.monsterの評判が悪いためにブラックリストに自動的に載ってしまう可能性が高いというわけです。
ある程度時間が経てば違ってくるのかもしれませんが、現時点(2020年4月)ではブラックリストに載ってしまう可能性が高いと言えます。
調べたところ.monsterを使ったamazonのカスタマーサポートを装った迷惑メールのアドレスに使われていたようです。

悪用はほんとにやめてほしいですね…。
以前に、お名前.com で.workを取得した時はなんの問題もなかったので、やはりリリースされてからの年数と信頼性が関係している可能性が高そうです。

調べてみても、取得してすぐにブラックリストに載ってしまったというケースは見なかったのでレアケースなのかな…。
.monsterというドメインが悪いわけではないのですが(かわいいドメインだし)ドメインの信頼性が上がるまでは注意が必要のようです。
もし格安ドメインを取得してすぐにブラックリストに載ってしまったという人がいたら、この記事を参考にして頂けたら幸いです。
悪意のある使用をしていない旨を連絡をすれば、格安ドメインでも問題なく使うことができますよ。
私のように何個もドメインを買って無駄にしないように気を付けてくださいね…。

